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川崎F 2年連続の4強入りならず…阿部 気持ち切り替え「リーグ戦はまだまだ行ける」

[ 2018年9月9日 22:14 ]

<川崎F・鹿島>後半、PKを決める川崎F・阿部
Photo By 共同

 川崎Fはルヴァン杯で2年連続9度目の4強入りを逃した。同杯は9日、準々決勝・第2戦の4試合が行われ、昨年度準優勝チームの川崎Fはホーム(等々力陸上競技場が日本学生陸上競技対校選手権開催のため味スタで開催)で鹿島と対戦。敵地で行われた第1戦を1―1で引き分け、この日は勝てば文句なしで4強入りだった。しかし、前半に2失点。後半6分にDF登里が奪ったPKをMF阿部が決めて反撃ののろしを上げたもの、同27分にFWセルジーニョに3点目を決められ1―3で敗れた。

 鹿島の大岩監督に続き会見室に姿を見せた鬼木監督は「一瞬、一瞬のスキを見せるか見せないか、得点を奪えるか奪えないか。第1戦を含め反省するところはある」と切り出すと、相手の先制点、2点目ともにサイドのクロスから奪われたとあって「警戒していたところだった。クロスのところを簡単にやらせないとか、ずっと言い続けたいたところですけど、徹底できなかった」と反省点を口にした。

 この日は主戦場のセンターバックではなく、第1戦に続きボランチに入り中村とコンビを組んだ谷口はクロスからの失点について「声がけで解決できる部分」とし「細部まで詰めていくしかない」と今後の課題を挙げた。

 ルヴァン杯は敗退となったが、リーグ戦は1試合消化が少ない中で、首位・広島との勝ち点差は9。阿部は「ルヴァンは終わりましたけど、リーグ戦はまだまだ行けると思う」と目標のリーグ連覇へ向け気持ちを切り替えていた。

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2018年9月9日のニュース