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マンU・モウリーニョ監督 批判が強まる中「わたしは世界最高峰の監督だ」と豪語

[ 2018年9月1日 17:14 ]

マンチェスターUのモウリーニョ監督
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグ・マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督(55)が、31日の定例会見で「わたしは世界最高峰の監督だ」と言い放った。英BBC放送、英紙デーリー・テレグラフ(いずれも電子版)を含む複数の英メディアが報じた。

 マンチェスターUはリーグ第3節まで1勝2敗。1992〜93シーズン以来、最も低調なスタートを切った。自身への批判が強まる中、ポルトガル人指揮官は「私は世界最高峰のクラブを率いているが、世界最高峰の監督でもある」と豪語。

 さらに記者の「マンチェスターUでリーグ優勝できなくても、その考えは変わらないか」という質問に対しても「当然だ、当然。昨シーズンのプレミアリーグを3位で終えた監督に聞いているのか?それとも4位か?例えば(リバプールの)ユルゲン・クロップは国際大会で何ひとつタイトルを獲得していない。昨シーズンだって、わたしは偉大な成功を収めた。あなた方(記者)は認めたくないだろうが、わたしは成功した。2年前だって、欧州リーグを制した。マンチェスターUは、イングランドのクラブで欧州カップ戦(欧州リーグ)で優勝した最後のクラブである。そして、わたしはこれまで8つのタイトルを獲得している。イタリア、スペイン、イングランドでリーグ優勝を成し遂げた唯一の監督である。その中には小さなタイトルもなければ、サッカーの小国もない。評価にふさわしい8つのタイトルである。昨シーズンのプレミアリーグを2位で終えたことも偉大な功績だ」と延々と持論を展開した。

 モウリーニョ監督は、0―3と大敗した第3節トットナム戦後の記者会見でも「俺をリスペクトしろ」と記者に言い放ち、会見を途中で切り上げた。

 英メディアでは9月2日の第4節のバーンリー戦に敗れると、解任されるとの報道があり、“スペシャル・ワン”に対するプレッシャーは高まっている。

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2018年9月1日のニュース