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森保U―21、2大会ぶりVならず 韓国U―23と死闘も延長戦で惜敗

[ 2018年9月1日 23:03 ]

ジャカルタ・アジア大会サッカー男子決勝   日本1―2韓国 ( 2018年9月1日    ポゴール )

延長前半3分、先制し喜ぶ韓国イレブンを眺める森保監督(撮影・木村 揚輔)
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 ジャカルタ・アジア大会の男子サッカーは1日、決勝が行われ、A代表と兼任の森保一監督(50)率いるU―21日本代表がU―23韓国代表と対戦し、延長戦の末に1―2で敗戦。粘り強い守備で攻撃をはね返し続けたが、延長前半に2失点を喫し、2大会ぶりの優勝を逃した。

 大会連覇と兵役免除の懸かる韓国が立ち上がりから試合を支配。オーバーエージ枠のFW孫興民(トッテナム)、FW黄義助(G大阪)らが日本ゴールを何度も脅かした。それでもDF板倉の攻撃参加、MF三好の個人技などで次第にリズムを取り戻し、0―0で前半を終えた。

 後半も押し込まれる展開が続いたが、体を張って韓国の得点を阻止。0―0のまま前後半90分が終了し、日本にとって今大会初の延長戦に突入した。

 粘り強い守備を見せていた日本だが、延長前半3分に途中出場のFW李承佑に豪快に右足で決められてついに失点。同11分にはセットプレーからFW黄喜燦に頭で決められ、2点目を奪われた。延長後半10分にFW上田のゴールで反撃も、あと一歩及ばず。1―2で惜敗した。

 23歳以下のメンバーかつオーバーエージ枠を3人起用と“超本気モード”で今大会に臨んだ韓国を相手に善戦も、延長の末に敗れた日本。最後は韓国の経験値が上回り、2大会ぶりの優勝とはならなかった。

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