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鳥栖トーレス2戦連発!「もっといいプレー見せられる」 金崎夢生とゴール競演

[ 2018年8月27日 05:30 ]

明治安田生命J1第24節   鳥栖3―0G大阪 ( 2018年8月26日    ベアスタ )

<鳥栖・G大阪>サポータの声援に手を振る鳥栖・トーレス(撮影・中村 達也)
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 明治安田生命J1第24節の4試合が26日、各地で行われ、鳥栖は金崎夢生(29)の移籍後初ゴール、フェルナンド・トーレス(34)の公式戦2戦連発などでG大阪に3―0で快勝。J1残留争いでも価値ある勝ち点3をゲットした。

 鳥栖が誇るJ最強のツートップが初競弾で、今季最多2万60人が見守ったスタジアムを熱狂させた。

 まずは金崎だ。1点リードの後半14分。中央でボールを受けると右のトーレスへパスを送り、トーレスからのリターンを左足でゴールに突き刺した。渇望していた移籍後初ゴールに、こん身のガッツポーズとジャンプで喜びを爆発させた。「トーレスからのパスが良かった。ホームでこのユニホームを着てゴールを決めるのが夢だったので本当にうれしい」。5月5日以来、自身今季8得点目に笑顔を見せ「何よりチームが勝って良かった」と、残留を争うG大阪との“裏天王山”勝利にホッとした表情を浮かべた。

 そして、試合を支配したのは間違いなくトーレスだった。金崎のゴールに加え、後半3分のFW小野の先制点もアシスト。さらに後半41分には、4日前の天皇杯で来日初ゴールをアシストしたMF福田からの低いクロスを、倒れ込みながらダイビングヘッド。公式戦2戦連発、リーグ戦では初となる豪快なシュートを自ら決め、1ゴール2アシストで全得点に絡んだ。「ゴールもアシストもできて完璧な日だった」。自画自賛の“エル・ニーニョ(神の子)”は「次はもっといいプレーを見せられる」と連勝を誓った。 (村田 有子)

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