ニュルンベルク新加入の久保裕也　日本人３１人目のドイツ１部デビュー

ドイツ１部   ニュルンベルク０―１ヘルタ （ 2018年8月25日 ）

　ニュルンベルクに新加入した久保裕也（２４）が、いきなりフル出場で日本人３１人目のドイツ１部デビューを飾った。

　２５日、開幕節のアウェー・ヘルタ戦に１４番を背負って４―１―４―１の左ＭＦで先発。１９日にベルギー１部ヘントから期限付き移籍が決定した後に「得点やアシストでチームを助けたい」と語っていたが、初戦は最後までゴールに絡めなかった。

　久保は２１日に初練習に参加したばかり。わずか４日での実戦にもかかわらず、積極的なプレーを披露した。序盤はボールを失う場面もあったが、前半２４分にドリブルで切り込んでミドルシュート。後半１３分には左サイドを突破して決定的なシュートを放ち、相手ＧＫの好守に阻まれたものの個の力をアピールした。

　０―１で迎えた後半３９分には、今季から導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー（ＶＡＲ）でニュルンベルクがＰＫを獲得。しかし、ＦＷイシャクのシュートは相手ＧＫに止められ、同点に追いつくチャンスを逃した。試合はそのまま０―１で終了し、５季ぶりに１部復帰したニュルンベルクは黒星発進となった。