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ベティス乾“らしさ”見せるも完敗…ホロ苦デビューに「悔しい」

[ 2018年8月19日 05:30 ]

スペイン1部   ベティス0―3レバンテ ( 2018年8月17日 )

<ベティス・レバンテ>後半、競り合う乾(右から2番目)
Photo By 共同

 今夏、ベティスに移籍した日本代表MF乾貴士(30)の新天地デビュー戦はホロ苦い結果となった。17日、ホームでのレバンテ戦の後半21分から左MFで出場。大声援を受け2本のシュートを放つも、試合は0―3で完敗。「結果は残念。凄く悔しい」。無念の黒星スタートに声を振り絞った。

 相手のシュート5本に対し、ベティスは25本。だが、ことごとくゴールに嫌われた。乾の見せ場は後半44分、2得点を決めたW杯と同じ、ゴール左のエリアから右足で右隅を狙ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。「いい所に飛んだが、もう少し高いか低い方が良かった」と悔やんだ。

 左MFは「長くやる上で自分が生きるポジション」と選んだ場所。得点には絡めなかったが、アディショナルタイムを含め出場29分間で“らしさ”も見せた。エイバル時代からベティスの華麗なパスサッカーに魅せられ「恐らく、最後の移籍」と決断した新天地。W杯でブレークした乾の新たな挑戦が始まった。

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2018年8月19日のニュース