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神戸 イニエスタ、神精度ミドル!ポドルからホットライン再び

[ 2018年8月16日 05:30 ]

明治安田J1第22節   神戸1-1広島 ( 2018年8月15日    ノエスタ )

<神戸・広島>前半17分、同点ゴールを決める神戸・イニエスタ(中央)(撮影・成瀬 徹) 
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 神戸のMFアンドレス・イニエスタ(34)がホーム広島戦で2試合連続ゴールを決めた。前半17分に約20メートルのミドル弾。試合は1―1で引き分けたが、首位との一戦で存在感を示した。また、名古屋は元ブラジル代表FWジョー(31)の4試合連続ゴールとなる2得点で4連勝。最下位を脱出した。

 いくつ武器があるのか分からない。超絶ターントラップの次は、弾丸ミドルだった。1点を先行された直後の前半17分、超満員のスタンドが再びイニエスタの個人技に酔いしれた。ペナルティーエリアの外、左でポドルスキからパスを受け、巧みなステップでDFを振り切る。右へ切れ込みながら、約20メートルのミドルシュート。炎のような同点弾がゴールネットを揺らした。

 「2戦連発?普通のことじゃないね。いいポジションに入れたと思う」

 バルセロナ時代も、スペイン代表でも、中盤でバランスを保ち、前線へ決定的なパスを出すのが背番号8の役目。ただ、10年W杯決勝オランダ戦のように、大一番では必ず得点を決めてきた。その気になればゴール量産も可能だ。それでも、イニエスタは“本分”を忘れない。

 「特にゴールへの意識が強くなったわけではない。どんな形であれ、勝利に貢献できればいい」

 ピッチで見せる圧倒的な存在感は、プライベートでは発揮しない。初得点を挙げた11日の磐田戦翌日はオフを利用して、家族と大阪の道頓堀へ繰り出した。まるで周囲に気づかれず、リフレッシュできたという。19日は初のアウェー湘南戦。初見参の関東で、三たびファンを魅了する。 

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2018年8月16日のニュース