パリＳＧトゥヘル新監督、初采配で白星　ＧＫブフォンを称賛「最高のプロ」

フランス１部第１節   パリ・サンジェルマン３―０カン （ 2018年8月12日 ）

　６連覇を狙うパリ・サンジェルマンが１２日、ホームで行われた開幕戦でカンに３―０と快勝。元ドルトムント指揮官のトゥヘル新監督はフランス１部での初采配を白星で飾った。

　ユベントスから加入した４０歳の元イタリア代表ＧＫブフォンがリーグ初陣で完封をマークし、４日のフランス・スーパー杯モナコ戦に続いて２試合の無失点。前半に２本の好セーブを披露するなど、衰えない実力をアピールした。新指揮官は「ブフォンは最高のプロ。謙虚で率直で、チームの模範になっている」とプレーだけでなく人柄も絶賛した。

　攻撃陣ではブラジル代表ＦＷネイマールが今季初ゴール。前半１０分、速攻から左足で左隅に先制点を決めた。背番号１０を３トップ中央で起用したトゥヘル監督は「ネイマールはキープレーヤー。創造的な選手は気持ちよくプレーさせることが大切。中央で自由な役割を与えた」と説明した。

　また、元リベリア代表ＦＷジョージ・ウェア氏の息子、１８歳のＦＷティモシー・ウェアが途中出場から終了間際に得点。フランス１部で初ゴールをマークした。