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“磐田キラー”黄義助、豪快に叩き込む 読みが的中「本当に転がってきた」

[ 2018年8月1日 22:45 ]

明治安田生命J1第19節   G大阪1―1磐田 ( 2018年8月1日    ヤマハ )

 やはり頼りになる“磐田キラー”だ。0―0の後半37分、G大阪の元日本代表MF藤本が蹴ったFKのこぼれ球に反応したのは韓国代表FW黄義助(25)。豪快に右足を振り抜き、ネットに叩き込んだ。

 「それまではボールに合わせていたんだけど、あの場面はリバウンドボールが来ると思っていた。そしたら本当に転がってきたんだ」。身長1メートル84。通常セットプレーでは相手DFと競り合うシーンが多いが、この時はペナルティーエリア付近で待機していた。磐田戦は今季公式戦4試合全てで得点を決めており計6発。最後に追いつかれて勝ち点3は逃したが、読みが的中した韓国人ストライカーは“してやったり”の表情を浮かべた。

 「常に決めようと思っている」と強調する通り、2戦連発でチームトップタイの9得点をマーク。次戦・名古屋戦(5日、豊田ス)を最後に、アジア大会に出場する韓国代表の一員としてチームを一時離脱する。J2降格圏に低迷するチームとして痛恨だが、勝利に導く3戦連発弾の置き土産に期待をしたい。

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2018年8月1日のニュース