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物議呼んだ“ボール回し” 試合後にチームを結束させた長谷部誠の言葉

[ 2018年7月30日 13:44 ]

日本代表主将の長谷部誠
Photo By スポニチ

 ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場したサッカー日本代表MF宇佐美貴史(26)が29日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(日曜後7・00)に出演。物議を呼んだポーランド戦後にチームを団結させた主将・長谷部誠(34=フランクフルト)の言葉を明かした。

 1次リーグ突破が懸かった3戦目のポーランド戦。1点ビハインドの日本はイチかバチかの“他力本願”での突破に懸けてラスト10分間でボール回しに終始。その戦い方は世界中で物議を呼んだが、結果的に日本は1次リーグ突破を果たした。

 当時の心境を問われた宇佐美は「正々堂々と戦いたいというのはあった」と本音をもらしつつも「リスクを冒して、決勝トーナメントに出られないというよりは他力本願でも勝利を選択するということしかなかったので、すごく複雑ではありました」と語った。

 また試合後のミーティングでは「選手全員、スタッフ全員集められて、『後手を踏むサッカーを選択させて申し訳ない』とおっしゃって」と苦渋の決断を下した西野監督が謝罪。「途中で長谷部さんが『ちょっといいですか』って手を挙げて、『謝られる覚えはないし、ベスト16の舞台に連れていってくれたことを選手全員が感謝しています』」と発言。「(チーム全体が)あとはベルギーに全力でぶつかっていくだけだね、となったので。あそこでチームが1つになったと思います」と振り返っていた。

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2018年7月30日のニュース