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田嶋会長明言 ベンゲル氏にアドバイザー打診「日本サッカー界に興味がある」

[ 2018年7月27日 07:40 ]

サッカー日本代表 森保新監督が就任会見 ( 2018年7月26日 )

笑顔で手を合わせる(左から)関塚技術委員長、森保新監督、田嶋会長(撮影・大塚 徹)
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 日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が、昨季限りでアーセナルの監督を退任したアーセン・ベンゲル氏(68)の招へいを検討していることを明言した。

 森保監督の就任会見後に取材に応じ、プレミアの強豪で長期政権を築いた世界的名将に言及。「日本サッカー界に興味があると彼も言っている。我々もチャンスがあるなら、と話をしているが、具体的に話は進んでいない。ダイレクターというよりアドバイザー。返事は来ていない」と語った。

 田嶋会長はW杯期間中にベンゲル氏と会談。欧州サッカーの方向性やJリーグの現状などについて意見交換した上で、日本協会入りを打診した。森保氏がA代表と五輪監督を兼任することが決まり、今後は世代交代を進める方針。アンリやセスク・ファブレガスらを世界的選手に育てたベンゲル氏はアドバイザーにうってつけの存在といえる。代表強化だけでなく、Jリーグの春秋制から秋春制へのシーズン移行の考え方など日本サッカー界全体に対する知恵を借りたい考えだ。

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2018年7月27日のニュース