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森保ジャパン 外国人GKコーチ入閣も 守護神育成へ“脱ガラパゴス化”

[ 2018年7月27日 08:29 ]

サッカー日本代表 森保新監督が就任会見 ( 2018年7月26日 )

サッカー日本代表の就任会見で手を合わせる(左から)関塚技術委員長、森保新監督、田嶋会長(撮影・近藤 大暉)
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 日本サッカー協会は26日、日本代表の新監督に東京五輪男子代表監督の森保一氏(49)が就任することを発表した。五輪監督との兼任は00年シドニー五輪、02年W杯日韓大会を指揮したフィリップ・トルシエ氏(63)以来2人目。初陣は9月7日、札幌でのチリ代表との親善試合で、当面は五輪代表のスタッフで臨み、体制は今後検討する。

 森保ジャパンに外国人GKコーチが入閣する可能性が出てきた。スタッフの人選は今後進めるが、日本協会幹部が「GKについては外国人の力も借りないといけないと思っている。代表のスタッフに入るかは関係なくね。森保監督が望むならもちろん(入れます)」と明かした。代表スタッフに入れるか、全てのカテゴリーを統括する立場として招へいするかなどを検討する。

 W杯ロシア大会では全4試合にフル出場した川島が奮闘したものの、判断ミスやハイボールへの対応で不安も露呈。世界との差が最も顕著に表れたのが、GKのポジションだった。数多くの欧州組がいるフィールド選手とは違い、欧州でプレーするGKは川島しかいない。守護神を育てるためには世界の力を借りることが不可欠で、ガラパゴス化を防ぐ効果も期待できる。

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2018年7月27日のニュース