武藤　ニューカッスル移籍　複数年契約年俸４億円　２６日渡欧

ニューカッスルへ移籍が決まった、マインツの日本代表・武藤嘉紀（撮影・西尾　大助）
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　マインツの日本代表ＦＷ武藤嘉紀（２６）が、プレミアリーグの古豪ニューカッスルに移籍することが２５日、分かった。複数の関係者によれば、契約は複数年で年俸４億円と破格の条件。英紙デイリーメールは移籍金９００万ポンド（約１３億円）と報じた。

　ニューカッスルはリーグ優勝４回を誇るプレミアの名門。今夏は、既に韓国代表ＭＦ奇誠庸を獲得するなどアジア人の調査も積極的に行っており、新たなＦＷを探す中でスペイン人のベニテス監督が武藤の獲得を熱望。この日までにクラブ間で合意に達した。

　武藤はＷ杯ロシア大会に出場を果たしたが、出場は１次リーグ第３戦のポーランド戦のみ。「このＷ杯で何一つチームに貢献できたことがなかった。自分の力のなさは凄く腹が立った」と悔しさを味わった。１５年にはチェルシーからオファーを受けた経験も持つ俊足ＦＷは、２６日に渡欧する。リベンジを誓う２２年カタール大会へ、その第一歩を夢だったプレミアリーグで踏むことになった。