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鹿島 優ロナ 鮮やかループ先制弾!エース金崎抜けても快勝!

[ 2018年7月26日 05:30 ]

明治安田生命J1第14節   鹿島2―0C大阪 ( 2018年7月25日    ヤンマー )

<鹿島・C大阪>後半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・鈴木(左)
Photo By 共同

 ACLのため未消化となっていた14節の残り1試合が行われ、鹿島がC大阪に2―0で勝利した。日本代表DF昌子源(25)が前半終盤に左足を痛めて負傷交代したが、新エースとして期待が高まるFW鈴木優磨(22)が先制点をマーク。チームはW杯中断明け後、3戦11得点と攻撃陣が好調で7位に浮上した。

 “大阪夏の陣”は、新エースの誕生を予感させるものとなった。0―0の後半12分、鈴木はハーフライン付近から猛然とドリブルを開始。DFラインを突き破ると「(GKが)出てくるのを待っていた」と狙い澄ましたループシュートでネットを揺らした。18日磐田戦の1アシスト、22日柏戦の2得点1アシストに続くゴールへの貢献。前半41分に日本代表DF昌子が左足首を痛めて負傷交代する中、チームを勢いづける一発となった。

 前日24日にはFW金崎の鳥栖移籍が発表された。これまでPKのキッカー役を取り合ってきた2人。いつも金崎が蹴ってきたが、最後に言われたのが「やっとPK蹴れるな」だった。「夢生くんはチームを勝たせた人。もちろんファンが僕に期待しているのは自分でも感じている。でもあまり気負いすぎず、俺は俺らしく、ある程度仲間に任せるところは任せてゴール前に専念しようと思っていた」。金崎に並ぶ今季リーグ7点目を決めた。28日のG大阪戦まで続く長期遠征の初戦で、大きな流れを呼び込んだ。

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