クルピ監督解任秒読み G大阪5試合勝ち星なし…山内社長「今日、明日はない。相談します」

[ 2018年7月23日 07:20 ]

明治安田生命J1第17節   G大阪1―2清水 ( 2018年7月22日    吹田ス )

<G大阪・清水>試合後、会見するG大阪・クルピ監督(撮影・山口和洋)
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 クルピ体制は風前のともしびだ…。各地で9試合が行われ、G大阪はホームで清水に1―2の敗戦。リーグ再開後、2連敗となり、J2降格圏の16位は変わらず。試合後、取材に応じた山内隆司社長(61)は今節での監督解任は否定したが、次節・鹿島戦(28日、パナS)の結果次第では解任に踏み切る可能性が高くなった。

 いよいよ、クルピ体制終焉(しゅうえん)の時が迫ってきた。山内社長は前節・広島戦と同様に「信じてやるしかない」と強調。ただ、その根拠を問われると「難しいね…。信じたいという気持ちです」とトーンダウンした。そして「今日、明日(の解任)はない。相談します」。即座の解任は否定したが、それは裏を返せば、クルピ監督へのリミットが迫っていることを暗示していた。

 試合前から不穏な空気が漂っていた。スタジアムでクルピ監督の名前がアナウンスされると、ゴール裏サポーターからは大ブーイング。攻撃的サッカーを提唱しながらリーグワーストタイ15得点しか挙げられず、さらに5試合勝ち星なし。リーグ中断期間を経ても何も攻守に改善された形跡が見当たらない。ある選手は「後半は(藤本)淳吾さんが入ってきて攻撃のアイデアが生まれたけど、そうじゃなくてチームとしての形、決まり事が欲しい」と課題を口にした。

 後半30分に韓国代表FW黄義助(ファンウィジョ)が1点を返した後に見せた怒濤(どとう)の攻撃も、清水が守備に重心を置いていたからこそだった。18日のリーグ再開・広島戦は0―4の大敗。クルピ監督は「連敗を甘んじて受け入れる訳にはいかない。全員で変えるべきところは変えていく」と話したが、残された時間は少ない。

 後任候補は日本代表コーチの手倉森誠氏(50)を筆頭に、G大阪U―18の実好礼忠監督(45)の名前が挙げられている。鹿島戦に敗れるようなことがあれば、一気に事態が動き出す可能性は高い。

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