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カズ 晩さん会で 将来は“長谷部監督”に“入閣”を逆オファー

[ 2018年7月21日 05:30 ]

長谷部らと日本サッカーの未来を語り合った三浦(左)
Photo By スポニチ

 J2横浜FCのFW三浦知良(51)は20日、恒例の晩さん会が前夜に都内で開かれ、日本代表MF長谷部誠(34=フランクフルト)、DF内田篤人(30=鹿島)らと日本サッカーの未来、夢構想について語り合ったことを明かした。きっかけは長谷部の挨拶。顔を見るなり改めて代表引退の報告を受けると、カズはカズらしい夢プランで応じた。

 「代表の主将にしか分からない苦労や経験があったはず。どういう形になるかは分からないけど今後も代表の力にはなれると思う」と伝えた。ドイツでの経験、岡田ジャパン以降、歴任して来た代表主将としての経験はまさに唯一無二。例え代表のピッチからは離れても、日本サッカーの財産としてプラスになると進言した。

 さらに話が将来の“長谷部監督”誕生にまで飛躍するとテンションも過熱。カズはすかさず「ベンチの一番端にスーツ姿で座ってるから呼んでね」と“入閣”を逆オファーし、盛り上がったという。長谷部や内田の経験値は欧州でもトップクラス。カズは「必ず日本の強みになる」と熱く訴えたという。

 またW杯期間中にカズが予告した仰天プランも話題に。日本代表がW杯1次リーグ突破を決めた後、カズは「決勝まで行ったら(晩さん会を)東京を貸し切るくらい(豪華に)いきたいね」と話していた。ロシアでも「どういう風にするんだろ?」と選手間で話題になったという。カズは「上空から攻めようと。ヘリでも貸し切ろうかなと。説明したら長谷部選手は苦笑してましたね」と笑った。

 欧州組との晩さん会も8年連続の開催。今年はW杯後、互いに多忙を極めたため、香川真司(29=ドルトムント)とは17日に個別に合うなど分散開催となった。それでも「毎回、大きな刺激をもらってます」とカズ。オリジナルメンバーでもある長谷部とは「今後も途切れさせないよう誓い合いました」と笑った。21日はホーム岐阜戦。51歳のキングは最高の力水を得たようだった

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2018年7月21日のニュース