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吉田 ミズノとアンバサダー契約を更新 カタール大会では「ベスト8、その壁を乗り越えたい」

[ 2018年7月20日 20:14 ]

ミズノ本社を訪れた日本代表DF吉田麻也
Photo By スポニチ

 18年W杯ロシア大会に出場した日本代表DF吉田麻也(29=サウサンプトン)が20日、アンバサダー契約をするミズノの大阪本社を訪れた。今後のスパイク開発へのフィードバックを目的とした足型測定、動作解析を実施。この日、アンバサダー契約を更新したことも発表され、4年後のカタール大会へ向けて動き出した。

 「ロシアW杯で良かった点は予選(1次リーグ)を突破したこと。前評判が低く、開幕前に監督が交代したけど、選手たちが一つにまとまれた。悪かったのは結局1勝しかできなかったこと。その結果を受け止めて、次の4年間にむけて何をすべきか考えて、その第一歩として足の確認しにきた。また良いスパイクとともに4年間、走っていきたい」

 名古屋在籍時以来12年ぶりに行った測定では、左膝が「内側に入りやすくなっている」ことも判明。「自分の体を理解することはケガ防止につながる。ケガをしないのも才能の一つで、価値の一つ。30歳になるし、大きなケガは引退に直結する。より繊細に、今後のキャリアのためにやっていかないと」。できることは積極的に取り入れていく方針だ。

 「僕ら選手は毎年が勝負。毎シーズン、激しい競争が待っている。僕個人で言えばイングランドで、チームで試合に出ること。そしてチームとして結果を出すことがキャリアにとって大事。そこをシッカリやっていれば代表はおのずと付いてくる。代表での悔しい思いを忘れずに、カタール大会で、過去できていないベスト8、その壁を乗り越えたい」

 次期代表主将としての期待も高まるが、まずは地に足を付けて新しいシーズンへの戦いに目を向けた。

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