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マラドーナ氏 ベラルーシ1部の会長に就任 大統領にラブコール「ファンになって」

[ 2018年7月17日 14:38 ]

元アルゼンチン代表のスーパースター、マラドーナ氏(AP)
Photo By AP

 元アルゼンチン代表FWのディエゴ・マラドーナ氏(57)が16日、ベラルーシ1部ディナモ・ブレストの会長に就任した。同日に現地入りしたマラドーナ氏は、多くのファンから熱狂的な歓迎を受け、記者会見で「(ベラルーシの)ルカシェンコ大統領に我々のクラブのファンになって欲しい。私はここでも問題なく生活していける」と意気込みを語った。

 ディナモ・ブレストはベラルーシ西部のブレスト市に本拠地を置くクラブ。リーグ優勝の経験はないが、破産危機にあった2年前に中東資本が注入され、17年シーズンにはクラブ史上2度目となる国内杯を制した。現ホームスタジアムは約1万人収容だが、近く3万人収容の新スタジアムが完成する予定という。

 マラドーナは言わずと知れた元アルゼンチン代表FWで、W杯86年メキシコ大会で母国と2度目の頂点へ導くなど現役時代は数々の栄光を掴んだ。現役引退後はアルゼンチン代表やUAEのアル・ワスルで指揮官を務めたが、現役時代ほどの成績は収められず。フランスの優勝で幕を閉じた18年W杯ロシア大会では母国アルゼンチンの応援で現地を訪れ、数々の“奇行”で話題を振りまいていた。

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2018年7月17日のニュース