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W杯で誕生した数々の記録。日本はフェアプレーでW杯記録樹立

[ 2018年7月16日 17:26 ]

セネガル戦の後半33分、同点ゴールを決めた本田
Photo By スポニチ

 W杯ロシア大会は15日、決勝でフランスが5大会ぶり2度目の優勝を飾り幕を閉じた。計64試合の熱戦の中で誕生した数々の記録をピックアップした。

 ☆最年長ハットトリック ポルトガルFWのC・ロナウドが1次リーグ初戦スペイン戦で圧巻のハットトリックを達成した。33歳130日は最年長記録でW杯史上51人目。同大会でスペイン相手に同3得点以上をマークした最初の選手になった。

 ☆最年長出場 エジプトのGKハダリが1次リーグ第3戦サウジアラビア戦で先発し、記録を45歳161日に塗り替えた。従来はコロンビアのGKモンドラゴンの43歳3日。14年ブラジル大会1次リーグの日本戦で記録した。

 ☆10代複数得点 フランスのFWエムバペが決勝トーナメント1回戦アルゼンチン戦で2ゴール。10代の選手が1試合で複数得点を記録するのは58年スウェーデン大会のペレ氏以来、60年ぶりの快挙だった。

 ☆3大会連続得点&アシスト 日本代表MF本田圭佑は1次リーグ初戦コロンビア戦でアシスト、第2戦セネガル戦で得点を挙げた。3大会連続で両方を記録したのは66年イングランド大会以降では史上6人目。元イングランド代表MFベッカム氏や元旧西ドイツ代表FWフェラー氏など名選手に肩を並べた。

 ☆退場者なし 日本が1次リーグ第3戦ポーランド戦で19試合連続退場者なしのW杯記録を樹立。それまではコロンビアの18試合で、今大会の1次リーグ初戦の日本戦で途切れた。なお日本は決勝トーナメント1回戦ベルギー戦でも継続しており、20試合連続にまで記録を伸ばしている。

 ☆連続得点 開幕から36試合連続でゴールが生まれたのはW杯最長記録。37試合目となった1次リーグC組の第3戦フランス―デンマーク戦が今大会初のスコアレスドローになった。これまでは54年スイス大会の26試合が最高だった。

 ☆得点人数 ベルギーのDFムニエが3位決定戦のイングランド戦で先制弾。チームで異なる10人が得点するのは、82年大会のフランスと06年大会のイタリアに並んで1大会での史上最多記録に並んだ。前半4分でのゴールはW杯でのベルギー史上最速となった。

 ☆最多パス本数 スペインは決勝トーナメント1回戦のロシア戦でパス成功数1031本(延長含む)をマークした。1000本の大台を突破するのはW杯史上初。90分間のパス成功数は770本で、10年南アフリカ大会でアルゼンチンがギリシャ戦で記録した703本を超えている。なお、個人としてはDFセルヒオラモスが141本のパスを成功させており、66年イングランド大会以降では最も多い数となった。

 ☆アフリカ勢1次リーグ全滅 82年スペイン大会以来、36年ぶりにアフリカの全チームが1次リーグ敗退。A組のエジプトとB組のモロッコが最下位で、D組のナイジェリアとG組のチュニジアとH組のセネガルが3位でロシアの地から姿を消した。

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2018年7月16日のニュース