チェルシー　サリ新監督の就任を発表　３年契約で、年俸７億８０００万円

ウリツィオ・サッリ氏（ＡＰ）
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　チェルシーは１３日、新指揮官としてイタリア人のマウリツィオ・サリ氏（５９）の就任を発表。昨季までナポリを率いた同氏は翌１４日に行われた就任会見で「サポーターを楽しませるサッカーをしたい」と意気込みを語った。イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトによれば、契約は２１年６月末までの３年契約で、年俸は税込みで６４０万ユーロ（約７億８０００万円）。

　チェルシーは昨季にＦＡ杯、１６年度にリーグ優勝をチームにもたらしたアントニオ・コンテ監督（４８）を昨季限りで解任。新たな指揮官として招へいしたのが、同じイタリア人のサリ監督だった。ヘッドコーチには現役時代にチェルシーでプレーした経験もある元イタリア代表ＭＦジャンフランコ・ゾーラ（５２）氏が就任することも決まった。

　ガゼッタ・デロ・スポルト紙によれば、チェルシーのアブラモビッチ会長は、ナポリ就任３年でタイトルこそなかったものの、スペクタクルなサッカーを展開し優勝争いを繰り広げたサリ氏の手腕を高く評価。結果のみならず、ファンを楽しませるサッカーを期待しているという。サリ新監督は「チェルシーの監督に就任できて、プレミアリーグに来られてとても幸せだ。私のキャリアにとってとても大事な道のりとなる。サポーターを楽しませるサッカー出来きるよう、そしてタイトルを獲得できるようにがんばりたい」と所信表明。銀行員から世界トップリーグにまで上り詰めた異色の経歴を持つイタリア人指揮官が新たな戦いに挑む。