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22年カタール大会へ公私充実!柴崎 故郷で“誓いの言葉”

[ 2018年7月14日 05:30 ]

野辺地町を訪問した柴崎は出身校である野辺地小の子供たちの寄せ書きを受け取る(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 W杯ロシア大会で中心選手として活躍した日本代表MF柴崎岳(26=ヘタフェ)が13日、出身地の青森県野辺地町を表敬訪問した。全4試合に先発した司令塔は、自ら希望して開いた地元での会見で4年後の22年カタール大会に向けた決意を新たに。1歩1歩、2度目の夢舞台に向けて歩んでいく覚悟を口にした。

 異例の会見に、思いと決意が表れていた。取材を好まないクールなMFが「町に対する感謝の気持ちがある」と自らの希望で開いた地元での記者会見。表敬訪問後、報道各社約20社40人の前で、柴崎は22年カタール大会への思いを口にした。

 「4年後と言ってもクラブでのシーズンは4回来る。4回の中でどれだけ自分が成長し、試合に出続けられるかが大事。地に足を着けてやらないといけない。1年1年1試合1試合、目の前のことに向き合っていきたい」

 私生活では女優の真野恵里菜(27)との結婚が話題となっている。ヘタフェとは21年夏まで契約を残すものの、ドルトムントやACミランなどが獲得に興味を示していると報じられている。結婚については触れず、移籍については「何も決まっていない」と言うにとどめたが、公私ともに大きな転機を迎えそうな中での抱負だ。

 初のW杯では攻撃での圧巻のセンスと頭脳の高さを見せつけた一方、4年後への課題は体力。今大会では試合によってパフォーマンスに波があった点を悔い、「更に上を目指すのであれば厳しい日程も待っている」と進化を誓う。

 野辺地小時代、作文につづったW杯出場の夢は叶えた。事前告知されていないにも関わらず集まった200人もの人々も、そんな地元のヒーローのがい旋を祝った。「W杯での盛り上がりを継続していけるように、個人としてもプレーを続けて努力していきたい」。今度はベスト8入りという日本中の夢を背負い、着実に歩き始める。

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2018年7月14日のニュース