×

ロシア 誇らしき敗退!4強届かずも予想外の快進撃で国民熱狂

[ 2018年7月9日 05:30 ]

ロシアW杯準々決勝   ロシア2―2(PK3―4)クロアチア ( 2018年7月7日    ソチ )

クロアチアとのPK戦に敗れ、落胆するロシア代表イレブン(AP)
Photo By AP

 拍手と歓声が国民の思いを表していた。開催国ロシアの快進撃は8強でストップ。最後まで粘った選手たちを、チェルチェソフ監督は「誇りを胸に大会を終えられるのは、いいことだ」と称えた。

 前半31分、MFチェリシェフが鮮やかな左足ミドルで先制。1―2と追い込まれた延長後半にはFKからDFフェルナンデスが同点弾。PK戦では主将のGKアキンフェーフが1人止めた。FIFAランク70位は今大会最下位。開幕前は「史上最弱」とまで酷評されたが、指揮官は「最後はロシア中の人々が愛してくれた」と誇った。技術の差は驚異的な運動量でカバー。チェルシー移籍が噂されるMFゴロビンを中心に総走行距離で相手を約9キロも上回る激走を見せるなど気迫あふれるプレーで国民を熱狂させた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年7月9日のニュース