川島、好守見せるも３失点に涙…「悔いと言ったらきりがない」

Ｗ杯決勝トーナメント１回戦   日本２―３ベルギー （ 2018年7月2日    ロストフナドヌー ）

後半、ファインセーブを見せる川島（撮影・小海途　良幹）
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　涙が頬を伝った。川島は好守を見せた一方で失点にも絡み、「２―０からああいう形で負けるというのは、Ｗ杯の舞台の中でも受け入れるのは難しい」と視線を落とした。

　後半２４分、ポジショニングが中途半端になり、ＣＫからフェルトンゲンが頭で折り返したボールが川島の頭上を越えてネットを揺らした。思わぬ失点で相手に勢いを与え、その後２失点。「悔いと言ったらきりがない」と唇をかんだ。

　日本代表ＧＫとして初めて３大会連続出場。セネガル戦では不用意なミスで批判も浴びた。それでも、今大会全４戦でフル出場を果たした不動の守護神は「自分たちが来た道のりは１０年のベスト１６と違う。より希望の見えるベスト１６だった。胸を張って日本に帰ろうと思う」と前を向いた。