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本田、代表引退明言「これが最後のW杯。次のW杯は出ない」

[ 2018年7月4日 05:30 ]

W杯決勝トーナメント1回戦   日本2―3ベルギー ( 2018年7月2日    ロストフナドヌー )

ガックリの昌子(右)本田(中)ら日本代表イレブン(撮影・西海健太郎)
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 W杯に愛された本田の戦いが終わった。試合終了の笛が鳴ると、ぼうぜんと立ち尽くす。日本史上初の8強が最も近づいた夜。日本歴代8位タイの国際Aマッチ98試合出場を数えた32歳は、必死に言葉を紡ぎ出した。

 「これが最後のW杯。次のW杯は出ないというのは、はっきりしている。自分が現役をどう続けていくのか、サッカーにどう携わっていくのかも含めて整理したい」

 サッカー人生の終焉(しゅうえん)は確実に近づいている。外国人記者には英語で「おそらく代表でのキャリアは終わる」と代表引退にも言及した。かつて英雄ペレのW杯での活躍に魅せられたサッカー少年は、アジア人初のW杯3大会連続得点を達成した。「究極論、プロになるのもヨーロッパで活躍するのも僕はこのW杯のためにやってきた」。本田の集大成の舞台が終わった。

 「(W杯)優勝を目指して、それを果たせなかった。その意志を次の若手に引き継いでもらいたい。誰になんと言われようと“優勝”と言い続けるヤツが次の代表を引っ張っていく。それにふさわしいヤツは今回のW杯で何人か見つけているので頑張ってほしい」。日本を2度の16強に導いた不世出の大黒柱は、後輩たちに思いを託した。

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2018年7月4日のニュース