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木村和司氏が指摘 2点リードは想定外だった?「あっ点取れちゃったと思ったんじゃないかな」

[ 2018年7月3日 14:02 ]

サッカー評論家の木村和司氏
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 元日本代表MFで、サッカー評論家の木村和司氏(59)が3日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月〜木曜前8時半)に出演し、熱戦が続くW杯サッカー、西野ジャパンについて語った。

 現役時代「フリーキックの名手」「Mr.マリノス」などと呼ばれ、国内プロ1号としても有名な木村氏。日本時間3日未明から行われた日本―ベルギー戦について「(選手、スタッフとも)まさか日本が先に2点取れるなんて思わなかったのでは…。2点とってどうしようかと思ったのか。(予選リーグ最終戦の)ポーランド戦のようにパス回しすべきだった。選手も、”あっ点取れちゃった“と思ったんじゃないかな」とうまくいき過ぎた試合展開に浮足立ってしまったと指摘。「でも、そういう経験は(日本の)財産となる」と断言し、日本代表の今後に期待した。

 日本が2―0とリードした後、後半24分のベルギーの得点について「1点目はショックだった。あのフワリとしたヘディングシュート。あっ川島やっちゃった。ショックな点の入れられ方だった」と振り返った。

 W杯開幕2カ月半前に監督を引き受けた西野監督については「期間がないのにここまでこれたのは西野さんの手腕でしょう。しばらくは日本代表監督は西野さんでいいんじゃないですか。言葉も分かるし」と続投を強く支持した。

 今後のW杯の注目についても言及し、「(ベルギーの)ルカク、(フランスの)エムバペに注目します。強い、速い、うまい、そしてずるい」と絶賛。W杯開幕前からベルギーの優勝を予想していた木村氏は「ベルギー、ブラジルの勝者が優勝するんじゃないか。ベルギーが優勝すれば、そこに僅差で負けた日本の評価が上がる」と話した。

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2018年7月3日のニュース