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ピッチに倒れ込んだ香川、強豪と「誇り」の激闘…「受け入れがたい結果だがこれが勝負の世界」

[ 2018年7月3日 07:35 ]

W杯決勝トーナメント1回戦   日本2―3ベルギー ( 2018年7月2日    ロストフナドヌー )

<ベルギー・日本>試合終了後、ピッチに倒れ込む香川(撮影・西尾 大助)
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 やはりベスト8の壁は高かった。日本代表は2日(日本時間3日)、ロストフナドヌーで開催された決勝トーナメント1回戦でFIFAランク3位のベルギーと対戦し、2―3で逆転負けした。後半に原口元気(27)のゴールで先制。さらに乾貴士(30)が追加点を挙げ2―0とリードを広げた。しかし、同点に追いつかれ、迎えた試合終了間際にカウンターから決勝点を奪われた。日本サッカー史上初の8強入りはまたしてもかなわず、西野ジャパンのロシアでの戦いが終わった。

 MF香川真司(29=ドルトムント)はトップ下でフル出場。攻守に渡って奮闘したが勝利には結びつかず、試合終了後はピッチに仰向けに倒れ込んだ。

 「受け入れがたい結果だが、これが勝負の世界。自分たちはすべてを出して戦い尽くした結果なんで、受け入れていくしかない」と現実を受け止めた香川。「4年間、いろんなことを見直してロシアに全てを捧げる気持ちでいろんなものを犠牲にして生活してきた。自分がやってきたことに後悔はない。勝てなかった現実を受け止めて、でも自分に誇りは持っている」と悔しさを口にしながらも強豪と互角に渡り合った手応えも口にした。

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2018年7月3日のニュース