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ホテルの下が“ゴール裏”に ペルーのサポ熱狂「パァァルゥゥウ!」

[ 2018年7月3日 11:10 ]

試合当日も代表宿舎の前で熱狂するペルーサポーターたち
Photo By スポニチ

 その時、私はポーランドの練習取材でソチにいました。空港近くに予約した高層ホテル。黒海の静かな波の音を聞きながらリラックスし、さあ寝ようと思った午後9時ごろ。「パァァルゥゥウ!」。突然、群衆の大声が響きました。何事か。窓から様子を探ると、暗闇に人が200人ほど。それから深夜0時まで、ホテル下はペルーの“ゴール裏”と化すのでした。

 翌日はオーストラリアとの試合。既にペルーの1次リーグ敗退は決まっていましたが、36年ぶりにW杯へ出場した国民の熱は高まり続けていました。なぜこのホテルの下で歌い続けたのか。翌日分かったのですが、代表が同じ敷地内のホテルに宿泊していたからでした。応援のかいあって?ペルーは40年ぶりの白星。ロシアを渡り歩いていると、強さとは関係ない、サッカーへの熱を随所で感じることがあります。 (波多野 詩菜)

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2018年7月3日のニュース