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【鈴木啓太 視点】自信持って相手に“合わせる”意識を持って

[ 2018年6月30日 10:30 ]

W杯1次リーグH組   日本0―1ポーランド ( 2018年6月28日    ボルゴグラード )

<日本・ポーランド>前半、相手をマークする酒井高(右)(撮影・西海健太郎)
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 日本代表はスタメンを6人入れ替えたが、メンバーを見ると相手から中盤でボールを奪って、ショートカウンターで攻めようという狙いが見えた。失点しなければ決勝トーナメントに行ける。前線に守備ができる岡崎と武藤を入れ、右MFに酒井高を入れたのを見ても、前線からしっかり守ろうという意図だ。攻撃はチャンスの一歩手前までいっていて、まずまずだった。酒井高と宇佐美がもう少し2トップに絡んで原口、乾との違いを見せてくれればよかったが、状況的にもそこまで求められた試合ではなかった。

 守備では何度かカウンターで攻められたが組織でしっかりと守れていて、ゲームをつくらせなかった。セットプレーから失点したが、マンツーマンとゾーンの併用で守っていた中でのミスだけに、練習でしっかりと確認してほしい。次はベルギーだが、自分たちのサッカーをすることに加えて、相手に合わせることも意識してほしい。相手をリスペクトしつつも、格上だからと思わず、自信を持って戦ってほしい。(元日本代表MF)

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2018年6月30日のニュース