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大迫にCM業界が熱視線 ギャラもリーズナブル「引っ張りだこ間違いなし」

[ 2018年6月29日 10:50 ]

日清食品カップヌードルCM「大坂半端ないって 篇」(同社ホームページより)
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 サッカーW杯日本代表のFW大迫勇也(28)にCM業界が熱視線を送っている。「大迫半端ないって」が“流行語”になるなど話題性抜群で、大会後、各企業から引っ張りだこになりそうだ。

 広告代理店関係者は「今大会は高視聴率を記録しており選手の認知度も高まっている。中でも大迫選手は急激に知名度が広がったので業界でも大きな注目を集めている」と指摘。ギャラについては「1500万円程度」と推測。実績がある本田圭佑(32)らと比べると、リーズナブルな額にとどまるとみられるとあって「引っ張りだこになるのは間違いない」という。

 広告業界でも大迫人気を過熱させているのは「大迫半端ないって」。関係者は「凄くキャッチーな言葉。CMでどう使うかクリエーターの間で話題になっている」と明かす。

 そんな中、注目されているのがいち早く「大迫半端ないって」に目を付けていた「日清食品 カップヌードル」のCM。女子テニスの大坂なおみを取り上げ、元ネタとなった滝川二主将の言葉を“完全コピー”。大坂と対戦した女子選手がロッカールームで「大坂半端ないって。球、速すぎて音遅れて聞こえてくるもん。そんなんできへんやん、普通」と嘆く姿が再現されている。

 このCMは、W杯開幕直前の5月25日から放送開始。大迫の活躍を見越したかのような内容に、ネット上では「日清半端ないって」と先見の明を称賛する声も上がった。ただ、「大迫半端ないって」の認知度が広がっていなかったこともあって、今のところCMは大きな話題にはなっていない。広告関係者によると、手掛けたクリエーターは「少し(作るのが)早かった」と悔しがっているという。

 果たして大迫を最初にCM起用し、「半端ない」話題を集めるのはどこの企業か。注目される。

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