×

本田の故郷 摂津市長も感激「市の誇り 将来はぜひ日本代表監督に」

[ 2018年6月25日 18:41 ]

 サッカーW杯ロシア大会の第1戦、第2戦で途中出場ながら大活躍の日本代表MF本田圭佑(32)について、本田の故郷である大阪・摂津市の森山一正市長(74)は25日、「我々摂津市の誇りです。厳しさの中にも情がある。選手としての技術もあります。将来は、ぜひ日本代表監督になってほしい」と賛辞を贈った。

 後半途中からの出場で第1戦は決勝ゴールをアシストし、第2戦では同点弾を叩き込んだ本田。出身地の摂津市役所ロビーには、この日から市民1000人以上が書いた「同点ゴール、ありがとう」「本田選手の魂、届きました」などの応援メッセージの寄せ書きが飾られた。前夜もテレビ観戦した森山市長は「本田選手の活躍には感動しました。スーパーサブで途中出場してすぐに結果を出した」と手放しで喜んだ。

 19日に予定されていたPV(パブリックビューイング)は前日18日に起こった大阪北部地震のため中止に。摂津市内では今も避難所で生活を送る被災者がいる。「沈んだムードを吹っ飛ばすには皆で応援するのがいいかもしれないが、隣接市でも大きな被害があったので」と森山市長は第3戦、決勝トーナメントに進出した場合もPVの開催を実施しない方針を明かした。「皆の心の中でPVして応援を」と呼びかけた。

 「帰国したら、ぜひお会いしたい。活躍の御礼を言いたい」と森山市長。市としての特別表彰や「本田圭佑記念競技場」など競技場へのネーミング案も浮上。“摂津市の誇り”の第3戦の活躍を願っていた。

続きを表示

2018年6月25日のニュース