イランのサポーターが安眠妨害？Ｃロナ「寝るから静かにしてくれ！」

　２５日のＷ杯ロシア大会１次リーグＢ組ポルトガル―イラン戦の試合前日、ポルトガルチームが宿泊するホテルの前にイランのサポーターが集結し、夜中に騒いで選手たちの睡眠を妨害したと、２５日付の英紙デーリー・ミラー（電子版）が報じた。

　試合会場のサランスクのホテル前に集結したイランサポーターは約５０人。大声でチャントを歌いながら、ブブゼラと太鼓、手拍子を鳴らしたという。イランはポルトガルに敗れると１次リーグ敗退が決まるため、「サポーターは自分の国を助けるために、やれることは何でもやってやろうと考えていたようだ」と同紙は伝えた。

　妨害行為に腹を立てたポルトガル代表ＦＷクリスティアーノ・ロナウド（３３）が窓辺に近づき、イランサポーターに向かって「困っている」と両手を広げてアピール。さらに「寝るから静かにしてくれ！」とジェスチャーで示すシーンも動画で撮影された。

　イランは勝ち点３でＢ組３位。スペインとポルトガルが勝ち点４で並んでおり、イランにとって最終節ポルトガル戦は負けられない一戦となる。