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ケーン3発!イングランド歴代最多6発大勝けん引で1次L突破

[ 2018年6月25日 05:30 ]

W杯1次リーグG組   イングランド6―1パナマ ( 2018年6月24日    ニジニーノブゴロド )

パナマ戦でゴールを決め喜ぶイングランド代表FWケーン(AP)
Photo By AP

 1次リーグG組のイングランド―パナマが24日に行われ、イングランドが6―1と大勝し2連勝とし、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。ハットトリックのFWハリー・ケーン(24=トットナム)は今大会5得点とし、得点ランキング単独首位に立った。G組はベルギーの16強入りも決まりパナマは2連敗で敗退となった。

 イングランドのエースFWケーンが24日のG組パナマ戦で、W杯では同国史上3人目となるハットトリックを達成。2戦連発の計5得点で得点ランキング単独首位に立った。イングランドは同国W杯歴代最多の6得点で6―1と大勝し、2連勝で2大会ぶりの決勝トーナメントに進出。G組はベルギーの16強とパナマ、チュニジアの敗退も決まった。

 最後は照れくさそうに仲間と抱き合った。後半17分、MFロフタスチークのシュートは後ろ向きだったケーンのかかとに当たり、コースが変わってゴールへ。オフサイド気味だったもののVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でケーンの得点と認められ、イングランド選手では66年大会のハースト(決勝・西ドイツ戦)、86年大会のリネカー(1次リーグ・ポーランド戦)に続き、史上3人目のハットトリックが達成された。

 「3点目は自分のキャリアで最もラッキーなゴール。でもFWは点を取ってこそ。このまま行けばいいね」

 前半にはいずれもPKで2得点。今大会計5得点でC・ロナウド(ポルトガル)とルカク(ベルギー)を抜いて得点ランク単独首位に立ち、イングランドでは、86年大会リネカー以来の得点王にも名乗りを上げた。24歳の若さで主将を務め、平均25・57歳の若いチームを率いて目指すのは66年大会以来52年ぶりの優勝。28日の次戦はG組1位を懸けたベルギー戦で、ルカクとの対決に注目が集まりそうだ。

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