大久保、磐田へ電撃移籍!川崎F復帰わずか半年 名波監督熱烈ラブコールで決断

[ 2018年6月25日 03:55 ]

川崎Fの元日本代表FW大久保
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 川崎Fの元日本代表FW大久保嘉人(36)が、磐田に移籍することが24日までに分かった。大久保は1年所属したFC東京から今季、川崎Fに復帰したばかりだったが、得点力不足解消へ白羽の矢を立てた磐田の名波浩監督(45)から熱烈なラブコールを送られ、悩み抜いた末に移籍を決断したという。近日中にもチームに合流する予定。昨季加入したMF中村俊輔(40)とホットラインを結成する。

 西野ジャパンのロシアでの奮闘に日本中が沸く中、かつてのW杯戦士の移籍が電撃的に決まった。複数の関係者によれば、10年南アフリカ大会で主力として岡田ジャパンの16強入りに貢献し、続く14年ブラジル大会にも出場した元日本代表FW大久保が、この日までに磐田に移籍することを決断したという。

 大久保は言わずと知れた日本屈指のストライカー。国見高(長崎)から入団したC大阪ですぐに頭角を現し海外でもマジョルカ(スペイン)、ウォルフスブルク(ドイツ)でプレーした経験を持つ。神戸から加入した川崎Fでは13年から初の3年連続得点王。金字塔を打ち立て、今も自身の持つJ1最多得点記録を更新し続けている。

 昨年は4年間所属した川崎Fを離れFC東京に移籍。だが、チームの不振も影響し、28試合8得点と満足いく結果を残せず、シーズン終了後には川崎Fへの愛着が再燃。今季から覚悟を持って古巣へ復帰していた。それでもケガなどもあり、前半戦はリーグ戦12試合に出場し、得点はわずか2。実力を存分に発揮できずに、後半戦での巻き返しを誓っていた。

 その直後に舞い込んだのが、磐田の名波監督からの熱烈なラブコールだ。昨年6位と好成績を残した磐田は今季途中、FWアダイウトン、MFムサエフがともに右膝十字じん帯損傷で長期離脱。元々2トップ構想があった名波監督が、川又とコンビを組むFW獲得を模索する中、熱望したのが大久保。大久保自身は今季復帰した経緯や川崎Fへの愛着が強いことから、相当悩んだというが、最後は名波監督の熱意に心を動かされたという。

 移籍が明らかになった24日は、くしくも日本代表時代から互いをよく知る磐田MF中村の40歳の誕生日。昨年、横浜から電撃移籍した司令塔と、ホットラインの結成も期待される。磐田デビューは最速で7月22日のアウェー札幌戦。今後は磐田のサックスブルーを身にまとい、前人未到のJ1通算200ゴールを目指す。

 ◆大久保 嘉人(おおくぼ・よしと)1982年(昭57)6月9日生まれ、福岡県出身の36歳。01年に国見高からC大阪に加入。海外ではマジョルカ、ウォルフスブルクでプレー。13年に神戸から加入した川崎Fでは13〜15年まで3年連続得点王。昨年はFC東京でプレー。J1通算181得点は歴代最多。日本代表として10、14年W杯に出場。国際Aマッチは通算60試合6得点。1メートル70、73キロ。利き足は右。

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