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酒井宏 マネ“反則”で止める!テクニカルF駆使し進入防ぐ

[ 2018年6月23日 05:30 ]

W杯1次リーグH組   日本―セネガル ( 2018年6月24日    エカテリンブルク )

<日本代表練習>ウォーミングアップをする酒井宏(右)。テクニカルファウルを駆使して相手エースを止める!!(撮影・西尾 大助)
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 右サイドバックで先発が確実なDF酒井宏樹(28=マルセイユ)がテクニカルファウルを駆使して相手エースのマネを封じる。分析映像を繰り返しチェック。爆発的なスピードを警戒し「ボールを取り切れるのが一番いいが、テクニカルファウルで止めるのも素晴らしい。全員がゆっくり戻る時間ができる。イエローカードをもらわないのが理想」と自陣深くに入り込まれる前に反則で止めるイメージを膨らませた。

 マネはリバプールのクロップ監督から獲得を熱望され、16年にサウサンプトンから移籍。酒井宏もクロップ監督がドルトムント時代に熱烈な獲得オファーを受けた経緯があり、ドイツ人の名将に認められた者同士のマッチアップとなる。

 酒井宏は所属するマルセイユで今季33試合に出場し、日常的にアフリカ系の選手と対峙(たいじ)。独特の身体能力への免疫はあるが「アタッカーは皆タイプが違う。マネは長所がたくさんある。短所はここでは言えない」と警戒した。

 14年W杯ブラジル大会は出場機会なし。敗退決定翌日には、ベースキャンプ地イトゥで清武、山口ら“ロンドン世代”でボールを蹴り、ロシアで主役になることを心に誓った。「僕は4年前もチームのために戦った。国のために戦う。その責任がある」。ベンチで戦うサブ組の思いも背負い、マネをシャットアウトする。

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2018年6月23日のニュース