槙野　コロンビア戦高視聴率に驚きも浮かれず「驚きともっと良いサプライズを起こせるように」

＜日本代表練習＞パスを出す槙野（左から２人目）（左は西野監督）（撮影　・西海健太郎）
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　Ｗ杯ロシア大会に出場中の日本代表ＤＦ槙野智章（３１＝浦和）は、高視聴率に驚きを隠せなかった。２―１で勝利したコロンビア戦が視聴率４８・７％、瞬間最高５５・４％と高数字を叩き出した。「１つ終わって手のひらを返したように皆がわーっとなって。逆に驚きともっと良いサプライズを起こせるように１つ勝っただけで浮かれていられない」と語った。

　その上で「いろんな声が飛び交っているのは僕たちにも届いていた。本大会で勝つことでこんなにも大きく環境が変わるんだという驚きと、つかみかけているサッカーへの関心を手放さないように。結果ももちろん、内容もそう。いろんなところに対して一瞬の時の形にならないようにファン層をつかむことが大事」とチームの思いを代弁した。

　コロンビア戦こそ出番はなかったが、自らの力が必要な時が来ると信じている。「ベンチメンバーを含めてチームのためにという思いを持って行動することが大事。みんな悔しい思いは持っている。次は俺の番だと思ってやることも必要」と話した。