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大迫 雪辱に燃える!4年前は無得点「覚悟を持ってやるだけ」

[ 2018年6月17日 05:30 ]

W杯1次リーグH組   日本―コロンビア ( 2018年6月19日    サランスク )

<日本代表練習>笑顔でボールを追いかける大迫(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 4年前の悔しさをぶつけるチャンスは、思わぬ形で巡ってきた。右ふくらはぎの違和感などで黄信号がともった岡崎に代わり、コロンビア戦は大迫の先発出場が濃厚。攻撃のスイッチ役を担うことになる。

 「あまりしゃべることはない。試合に向け覚悟を持ってやるだけ。それ以上のことはない」

 時間にして1分40秒間。そう話すと自ら取材を打ち切った。短い言葉に込められた決意。それは前回大会での「ふがいなさ」を晴らすのはピッチでしかないという思いだ。4年前。初戦コートジボワール戦と2戦目ギリシャ戦にスタメン出場した。だが2試合連続無得点。3戦目のコロンビア戦は出番を与えられなかった。その苦い思い出は、ここまで忘れたことがない。

 ドイツ1部ケルンではレギュラーを守り抜いた。クラブは2部降格の憂き目に遭ったが、大迫は新シーズンから古豪ブレーメンへ移籍。ドイツ国内でも実力を認められるまでに成長した。「(ドイツでの経験は)少なからずプラスの部分はある」。対南米勢は過去2戦無得点だが今回は結果を残す自信がある。

 スイス戦で痛めた腰も問題ない。パラグアイ戦こそ大事を取って回避したが、この日、15分公開された練習はフルメニューを消化したもよう。万全の状態でコロンビア戦を迎えられる。指揮官の頭を悩ませる岡崎の負傷。“半端ない”覚悟を持ったストライカーが逆風を吹き飛ばす。

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2018年6月17日のニュース