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フランスの19歳躍動!ムバッペ同点弾「僕が決め手になった」

[ 2018年6月11日 05:30 ]

国際親善試合   フランス1-1アメリカ ( 2018年6月9日 )

フランス代表・ムバッペ(AP)
Photo By AP

 5大会ぶりの優勝を狙うFIFAランク7位のフランスが、開幕前最後の親善試合で同25位の米国と1―1で引き分けた。0―1の後半33分、FWムバッペ(パリSG)がグラウンダーの右クロスを右足ダイレクトで叩き込む同点弾を決めた。

 相手と激突したFWジルーが頭部から流血し、6針縫う裂傷で交代。5バックで守る米国を支配率69%、シュート数19―2と圧倒しながら先制されるなどモヤモヤした展開を、19歳のスピードスターが1発で打ち破った。右ウイングで見せたスピードは圧倒的。決定的な仕事で米国に傾きかけた流れも変えた。「この3試合でグングンと成長して、今夜は思うようにプレーできた。僕が決め手になった」。今大会参加選手で2番目に若いが、フランスの背番号10をつける実力を証明した。

 デシャン監督は「常に勝つ方がいいに決まっているが、W杯へいい準備になった」と収穫を強調。初戦のオーストラリア戦(16日)の「先発はもう決めている」とも語ったが、11人にムバッペがいることは間違いない。

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2018年6月11日のニュース