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西野監督 無得点に「決定力に尽きる」攻守の切り替えは評価

[ 2018年6月9日 05:40 ]

国際親善試合   日本0―2スイス ( 2018年6月8日    スイス・ルガノ )

前半、競り合う本田(撮影・西海健太郎)
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 W杯ロシア大会に臨むFIFAランキング61位の日本は8日、敵地で同6位スイスと対戦。前半42分に先制を許すと、後半37分にも追加点を奪われ0―2で敗れた。DFラインを4バックに戻し、守備面ではある程度の成果を見せたものの攻撃陣は不発に終わった。

 「(攻撃の)形はつくれているけど、最後の迫力が足りなかった」と西野監督。「アタッキングサードまでは侵入できていると思うが、スイスのCBは非常に強い。やはり変化がないと崩れない気はした」と課題を挙げた。

 試合前から重点を置いていた攻守の切り替えについては「非常に良かった」と合格点。「ハイプレスなど守備に関しては狙い通り。ビルドアップも良かった」と手応えを得た様子だったが、「ガーナ戦と同じように決定力に尽きる」と攻撃陣の不発を嘆いた。

 W杯本大会まで、残された強化試合は12日のパラグアイ戦のみ。「バックアップの充実が大事。パラグアイ戦はきょうのバックアッパーを起用すると思う」と選手起用の見通しを語った。

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2018年6月9日のニュース