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MF香川真司 屈辱から4年…磨いた代表No.1の決定率

[ 2018年6月9日 12:00 ]

国際Aマッチで高い決定率を誇る香川(左)
Photo By スポニチ

 14年W杯ブラジル大会後の国際Aマッチで最も高い決定率を誇るのが香川だ。アギーレ、ハリルホジッチ、西野監督の下で計30試合に出場して10得点を記録。フィニッシュに持ち込めば19.1%の確率でネットを揺らしている。国際Aマッチ通算は90試合29得点。現代表では岡崎、本田に次ぎ3番目のゴール数を誇るが、17年10月10日のハイチ戦を最後に得点から遠ざかる。

 ロシア大会は自身2度目のW杯。14年ブラジル大会は低調なプレーに終始して1次リーグ第2戦ギリシャ戦では先発落ちの屈辱を味わった。現在は左足首痛から復帰したばかりで、W杯で定位置を獲得できるかは微妙な状況。苦しい立場だが、背番号10が本来の決定力を取り戻せば西野ジャパンの躍進の可能性は高まる。

 ◆香川 真司(かがわ・しんじ)1989年(平元)3月17日生まれ、兵庫県出身の29歳。FCみやぎバルセロナから06年にC大阪入り。10年7月にドルトムント移籍。12年6月にマンチェスターUに移籍し、14年夏にドルトムントに復帰。国際Aマッチ90試合29得点。1メートル75、68キロ。右利き。血液型A。

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2018年6月9日のニュース