ＭＦ乾　前哨戦は「失敗してもいい」、チャレンジの重要性強調

＜サッカー日本代表練習＞美しい景色を背にランニングする乾（撮影・西海健太郎）
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　１４日開幕のＷ杯ロシア大会に出場する日本代表は６日、事前合宿地オーストリア・ゼーフェルトで練習を行った。１９日の１次リーグ初戦コロンビア戦までに残された国際Ａマッチは８日スイス戦（ルガノ）、１２日パラグアイ戦（インスブルック）の２試合。ＭＦ乾貴士（３０＝ベティス）は「言い方は良くないかもしれないけど、この２試合は失敗してもいいと思っている。２試合でチャレンジして出た課題を修正すればいい」と語った。

　チームは３バックと４バックを併用する方針で、スイス戦は４―２―３―１布陣で臨むことが濃厚。４月の監督交代を受けて、限られた準備期間の中でのチーム作りを強いられるだけに、戦術面や連携面で積極的にチャレンジすることの重要性を強調した。ポジションは左の２列目になる見通し。スイス戦はベンチスタートの可能性が高いが「トップ下にうまい選手がいっぱいいるので、その選手の特徴を引き出せればいい。僕の特徴も引き出してもらえれば」とイメージを膨らませた。