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長友任せろ「地獄」サイド制圧予行 H組突破へ炎上隊長燃える

[ 2018年6月7日 05:30 ]

国際親善試合   日本-スイス ( 2018年6月8日 )

サムアップする長友(撮影・西海健太郎)
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 W杯本番のコロンビアとセネガル戦へ向けて、これ以上ない前哨戦だ。8日の親善試合スイス戦の話題になると、長友は「地獄だらけなんで」と苦笑い。同時に「難しい状況の方が燃える。今まで何度も長友はもう厳しいんじゃないかと言われた。そのたびに反骨心にしてはい上がる気持ちでやってきた。個人的には難しい状況の方が楽しみの部分がある」と腕ぶした。 日本代表メンバー  試合日程&結果

 コロンビアにはMFクアドラード(ユベントス)、セネガルにはFWマネ(リバプール)が右サイドに君臨。ロシアでは世界的アタッカーたちとの対峙(たいじ)が予想されている。そしてスイスもインテルで同僚だったMFシャキリ、さらにサイドバックにユベントスからアーセナルへの今夏移籍が決定したDFリヒトシュタイナーが右サイドにいる。だが、コロンビアもセネガルも右サイドの突破がストロングポイント。スイス代表コンビとの同サイド対決は格好の予行演習となる。「ブラジルの時は理想ばかり追い求めてW杯の舞台で結果が出なかった。僕はそれを経験した。理想ばかりでは勝てない。自分たちが下手だということ、強くないことをしっかり認めた上で自分たちができるサッカーを出し切る」

 立ち返るのは14年ブラジル大会ではなく、10年南アフリカ大会だ。初戦カメルーンのFWエトオ、2戦目オランダのFWエリアら対戦チームのキーマンをシャットアウト。守備で力を発揮し、決勝トーナメント進出の原動力となった。8年前の奇跡を再現するには“エースキラー長友”の復活が不可欠だ。

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