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コロンビアH組突破へアジア対策着々“仮想日本”ウズベク戦計画

[ 2018年6月7日 05:30 ]

日本が初戦で対戦するコロンビアのハメス・ロドリゲス(撮影・西海健太郎)
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 W杯1次リーグH組初戦(19日)で日本と対戦するコロンビアが、大会直前に“仮想日本”との対戦を計画していることが分かった。5日付スペイン紙アスのコロンビア版が、ウズベキスタンと敵地タシケントで親善試合を行うことで合意間近と報じた。入国ビザの問題で決定が遅れているものの、試合はキャンプ地のロシア・カザン入りする前の11日に行われるとしている。

 イタリア・ミラノで合宿中のコロンビアは1日のエジプトとの親善試合に0―0で引き分け。W杯前最後の実戦として予定していたギリシャ戦が実現しなかったため、ジャマイカやヨルダンと調整を行っていた。だが、同じ南米のウルグアイが7日にホームでウズベキスタンと壮行試合を行うとあり、対戦相手に選んだとみられる。

 ウズベキスタンはFIFAランク88位。W杯アジア最終予選A組4位で本大会出場を逃したが、テクニックのある選手をそろえ、組織化されたサッカーを展開する。同じH組のセネガルもアジア対策として3月に親善試合(1―1)を行っており、日本戦前の“スパーリングパートナー”として格好の存在だ。ただし、ミラノからタシケントまでは直線距離で4770キロ、タシケント―カザンも2170キロあり、コンディション調整という点ではデメリットがある。

 コロンビアは5日、負傷していたDFサパタとMFアギラルが完全合流して全メンバーがそろった。公開されたワンタッチのパス回し練習ではMFハメス・ロドリゲスらが正確性を披露し、報道陣をうならせた。

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2018年6月7日のニュース