槙野　３１歳の初Ｗ杯！新たな歴史しるす「脂乗ってます」

浦和から選出された槙野（左）、遠藤は意気込みを書いた日の丸を手にガッツポーズする（撮影・沢田　明徳）
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　３１歳のＤＦ槙野が新たな歴史の１ページをしるした。ＧＫ以外の３０代でのＷ杯初出場は、全員が初出場の９８年フランス大会を除けば初の快挙。それでも槙野らしく「サッカーは年齢じゃない。カズ選手が今もなぜ、あそこまでできるか。僕も年齢を重ねるごとにサッカーが好きになる。今、脂が乗ってます」と笑い飛ばした。

　メンバー発表は妻で女優の高梨臨と自宅で見ていた。「おめでとうという一言とハイタッチを頂きました」。１０、１４年大会は最後に選考漏れ。「自分を責めながら８年間を過ごした」。以前は得点にも色気を見せ“ＤＦＷ”とも呼ばれたが、守備力に特化することで道を切り開いた。

　既にレバンドフスキ（ポーランド）、ファルカオ（コロンビア）、マネ（セネガル）と１次リーグで対戦する各国エースは研究済みだ。「まずは１次リーグを突破し、８強を目指したい」と槙野。チームとしても新たな歴史の１ページをしるすつもりだ。