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名門・横浜&磐田 5大会連続で“伝統”途切れた…W杯メンバー選出ゼロ

[ 2018年5月31日 17:36 ]

30日のガーナ戦後の壮行会で、雨の中、サポーターにあいさつした長谷部ら日本代表選手
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 日本サッカー協会は31日、東京都内のホテルで田嶋幸三会長(60)、関塚隆技術委員長(57)、西野朗監督(63)が出席して記者会見を行い、6月14日開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場する日本代表メンバー23人を発表。主将のMF長谷部誠(34=フランクフルト)やDF長友佑都(31=ガラタサライ)、MF本田圭佑(31=パチューカ)、MF香川真司(29=ドルトムント)、FW岡崎慎司(32=レスター)ら前回の14年ブラジル大会経験者から11人が選出。その一方で、前日30日のガーナ戦メンバー26選手からはMF三竿健斗(22=鹿島)、MF井手口陽介(21=クルトゥラル・レオネサ)、FW浅野拓磨(23=シュツットガルト)の3選手が落選した。

 この結果、日本がW杯初出場を果たした1998年フランス大会から2チームだけ5大会連続でW杯メンバーを輩出していた横浜、磐田からの選出はゼロ。ともに栄光の歴史にピリオドが打たれた。

 横浜からは98年フランス大会(岡田武史監督)にGK川口能活(現J3相模原)、DF井原正巳、DF小村徳男、FW城彰二、02年日韓大会(フィリップ・トルシエ監督)にDF松田直樹、06年ドイツ大会(ジーコ監督)にDF中沢佑二、10年南アフリカ大会(岡田武史監督)にDF中沢佑二、MF中村俊輔(現磐田)、14年ブラジル大会(ザッケローニ監督)にMF斎藤学(現川崎F)が、磐田からは98年にDF服部年宏、MF名波浩、FW中山雅史(現J3沼津)、02年に服部年宏、MF福西崇史、中山雅史、06年にGK川口能活、福西崇史、10年にMF駒野友一(現J2福岡)、16年にMF伊野波雅彦(現神戸)がW杯メンバーに選出されていた。

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2018年5月31日のニュース