西野Ｊ　３バック課題残す…鉄壁とは程遠い出来も改善に意欲

キリンチャレンジ杯   日本０―２ガーナ （ 2018年5月30日    日産ス ）

＜日本・ガーナ＞前半、３バックの布陣で戦う日本代表。（左から）吉田、長谷部、槙野（撮影・小海途　良幹）
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　２失点ともセットプレー絡みだったとはいえ、後半３１分まで採用した３バックは課題が残った。中央に入った長谷部は「１失点目も２失点目も一つのミスからではない。最初から競り負けている」と反省。１失点目は左の槙野が空中戦で負けてファウル。２失点目はガーナの縦パスをはね返しきれなかった。「小さなミスがＷ杯では大きな結果を招く」と厳しい表情だった。

　初システムの影響もあって慎重な入り方。そのため高い位置に両ウイングバックを置きたかったが、５バック気味になる時間帯もあった。前線の選手を含めたプレスの掛け方も今後のテーマになる。ただ長谷部が「やられている感じはなかった」と話せば、槙野も「良い（ＤＦラインの）スライドはできていた」。課題が明確になった分、改善への意欲を口にした。