西野監督 初陣で吉兆呼ぶ!W杯3バック採用可否を見極めへ

[ 2018年5月30日 05:30 ]

「夢を力に 2018」の文字を背に会見で話す西野監督(撮影・西海健太郎) 
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 日本代表は30日に日産スタジアムで壮行試合ガーナ戦に臨む。左足首痛から完全復活を目指すMF香川真司(29=ドルトムント)はスタメンを外れることが判明した。短い時間で得点に絡む結果を残し、31日に発表されるW杯本大会メンバー23人入りを当確させたいところ。また、初陣となる西野朗監督(63)は、新システム3―4―2―1がW杯本番で使えるかどうかを見極める意向を明かした。 日本代表メンバー  日程&結果

 むちゃぶりともとれる発言が、選手への信頼の証だった。初陣に向けた公式会見。西野監督は新布陣の3―4―2―1について「トライの段階ではない。うまく機能しないといけない。完成させる。コロンビア戦を意識した今回の戦いでベースになるかどうか。選手は能力が高いので共通理解を持たせれば」と語った。事前合宿は21日にスタートしたが、全選手の集合は25日。3バック練習開始は26日で準備期間は4日間しかなかったが、ガーナ戦で本大会での採用可否を見極める方針だ。

 3バックに固執するつもりは毛頭ない。指揮官は「3バックをベースにしたいわけではない。現段階で選手に3バックの感覚を持ってほしい。(今後は)4バックを思い出させる練習もすると思う」と説明。ガーナ戦も試合展開に応じて5―4―1や4―3―3に変更する構えで、本大会を見据えて戦術の幅を広げる狙いがある。

 W杯を占う一戦にもなる。西野監督が過去に指揮した5チームは初陣の結果が、その後の運命を暗示してきた。白星発進はU―20日本代表とG大阪で、それぞれ96年アトランタ五輪でブラジルを破る“マイアミの奇跡”、10年の長期政権を築いた。一方、柏、神戸、名古屋は黒星発進。柏ではナビスコ杯優勝など結果を残したにもかかわらず就任4年目のシーズン途中に解任され、神戸は6カ月、名古屋は2年と短命に終わった。

 西野監督は「これで本大会に行くんだという空気をつくる試合にしたい」と力を込めた。3バックの見極めと、31日発表予定のW杯メンバー23人の絞り込み、そして勝利。多くのミッションを抱えた船出となる。

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