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リバプール サラー負傷に指揮官非難「まるでレスリングのようだった」

[ 2018年5月27日 17:16 ]

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝は26日、ウクライナのキエフで決勝が行われ、レアル・マドリード(スペイン)がリバプール(イングランド)を3―1で下し、史上初の3大会連続13度目の優勝を果たした。

 13季ぶり6度目の頂点を逃したリバプールのクロップ監督は、エースのエジプト代表FWサラーを負傷退場に追いやったRマドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを非難。試合後の会見で「あれは荒いプレーだった。腕がかかっていて、まるでレスリングのようだった」と前半25分の“ラフプレー”を振り返った。

 セルヒオ・ラモスは競り合ったサラーの右腕を自身の左腕で固定しながら転倒。サラーは受け身を取れない状態で柔道の投げ技をかけられたように倒され、左肩をピッチに強打して交代を余儀なくされた。

 指揮官は「選手達のショックは明らかだった」と、それまではリバプールが攻勢だった試合の流れが、エースの負傷退場で一変したと主張した。W杯ロシア大会への影響が懸念される中、エジプト協会は公式ツイッターで、サラーはW杯開幕までには回復するだろうとの楽観的な見方を示した。

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2018年5月27日のニュース