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広島・青山 代表へ弾みつけられず「勝って“行ってきます”と言いたかった」

[ 2018年5月21日 05:30 ]

明治安田生命J1第15節   広島0-2C大阪 ( 2018年5月20日    Eスタ )

前半、C大阪の山口(右)をかわし突破する広島・青山(撮影・岩崎 哲也)
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 首位の広島はC大阪に0―2で敗れ、連勝が4で止まった。それでもW杯壮行試合ガーナ戦(30日、日産)に向けた日本代表の国内合宿メンバーにサプライズ選出されたMF青山敏弘(32)は、攻守に存在感を発揮。代表生き残りにも強い意欲を見せた。なお、リーグ戦はW杯ロシア大会へ向けて中断し、7月18日に再開する。

 代表の舞台へと弾みをつけることはできなかった。首位・広島をけん引する青山は、ダブルボランチの一角でフル出場するも、C大阪に敗れて連勝は「4」でストップ。試合後、サポーターから日の丸を渡された32歳は唇をかみしめた。

 「(代表復帰を)待っていてくれたと思うし、勝って“行ってきます”と言いたかった。90分間、いいサッカーをしたけど、悪い方が出てしまった」

 壮行試合ガーナ戦のメンバー発表があったのが試合2日前。約3年2カ月ぶりに代表復帰を果たし、W杯ロシア大会への道が開けた。急きょ注目を浴びることになり「チーム自体が集中できる環境じゃなかったかもしれない」と振り返る。それでも、的確な縦パスなど攻守で存在感を見せ、シュート3本を放ちゴールにも迫った。

 「(代表に)行きたくて仕方ない。27人、この中からW杯に行ける選手が決まる。日本がW杯で勝てるような、その力になりたい」と力強く言い切った。

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