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東口と西川のビッグセーブでスコアレスドロー 試合後はハグしてユニ交換

[ 2018年5月19日 16:14 ]

明治安田生命J1第15節第1日   G大阪0―0浦和 ( 2018年5月19日    パナS )

<G大阪・浦和>試合後、G大阪の東口はサポーターから寄せ書き入りの日の丸を受け取る
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 明治安田生命J1リーグは19日と20日に行われる第15節を最後に、6月14日開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会のため約2カ月の中断期間に入る。

 19日には3試合が行われ、G大阪はホームで浦和と対戦。18日に国際親善試合・ガーナ戦(30日、日産ス)へ向けた日本代表メンバー27人が発表され、代表に招集された選手からはG大阪のGK東口順昭(32)と、浦和のDF槙野智章(31)、DF遠藤航(25)の計3人が先発出場したが、0―0のスコアレスドローに終わった。

 右頬と右眼窩(がんか)底の骨折で離脱していた東口は前節に復帰してから2戦目で初めての無失点。前節同様にフェースガードを付けた痛々しい姿ながら、前半36分には興梠の胸トラップしてからのシュートを至近距離でスーパーセーブするなど奮闘した。

 また、27人には入らなかったものの、東口の状態しだいではメンバー入れ替えの可能性を残している浦和のGK西川周作(31)もビッグセーブを連発。お互い無失点で試合を終えたライバルは試合を終えると笑顔でハグを交わしてユニホームを交換し、スポーツマンらしく互いの健闘をたたえ合った。

 「ホームやし勝ちたかった」とドローを悔やんだ東口。西川とのユニホーム交換は「”しよう!”って言ってしました」とし、「(西川の)いいプレーでなかなか得点が入らなかったんでね。さすがやなと思いました」と同学年のライバルを称えた。

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