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デュッセル宇佐美、優勝手土産8点締め 西野チルドレン魅せた

[ 2018年5月14日 05:30 ]

ドイツ2部・最終節   デュッセルドルフ3-2ニュルンベルク ( 2018年5月13日 )

前半、ゴールを決めるデュッセルドルフ・宇佐美(右)
Photo By 共同

 ドイツ2部最終節が13日、各地で行われ、既に来季1部昇格を決めているデュッセルドルフのFW宇佐美貴史(26)がトップ下で先発したニュルンベルク戦で4戦ぶり8得点目を決めた。試合も後半アディショナルタイムに3―2と逆転し2部優勝。14日のW杯予備登録メンバーの締め切りを目前に存在を猛アピールした。

 難しい体勢からのヘッド弾だった。0―2と劣勢で迎えた前半37分だった。左からのクロスに対し、フリーだった宇佐美はやや後方に下がりながら頭で合わせた。勝てば逆転優勝、引き分け以下なら2位となる大一番で、反撃ののろしとなる一撃。宇佐美はサポーターの声援をあおって喜びを表現した。

 6日のキール戦をG大阪時代に指導を受けた日本代表の西野監督が視察した。宇佐美は右MFとトップ下でプレーした。「日本代表のスタッフとはインサイドで起用したいという話をしている。G大阪時代は得点に絡む宇佐美がいた。それが特長」と西野監督。起用イメージがより明確になる一撃となった。

 同じく先発した原口も前半28分にヘディングシュートで相手ゴールに迫った。得点こそなかったが、切れのある動きで好機を演出し優勝に貢献。宇佐美とともにW杯メンバー入りを強くアピールした。

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2018年5月14日のニュース